【名古屋で好まれる味噌とは?】
米猿百十の伊藤久実代です。
最近B級グルメが流行ってますが、ここ名古屋でも「名古屋めし」といわれるグルメがたくさんあります。
その名古屋めしには欠かせないのが「味噌」です。
東海地方では主に赤味噌が多く使われていますが、赤味噌は大きく分けて2つ種類があります。
一つは加賀や仙台などの米味噌、もう一つは東海地方の大豆だけで作った豆味噌です。
この豆味噌のなかでも、愛知県岡崎市の「カクキュー」と「まるや」で作られたものを「八丁味噌」と呼びますが、最近は名古屋でつくられる同じ製法の豆味噌も八丁味噌とよばれるようになりました。
この八丁味噌、色がとても濃くて塩分が高いと思われがちですが米味噌に比べて低めなんです。
熟成によって低塩での保存性を高めているそうです。
赤味噌でも名古屋の人は地元でつくられたこの「八丁味噌」を好みます。
八丁味噌が使われた料理をあげると、「どて煮」「みそおでん」「味噌煮込みうどん」「みそとんかつ」など…
昔から味噌を作っている地域だからこそ食生活には味噌が欠かせないんですね。
この味噌、とてもコクがあるので煮込めば煮込むほど美味しくなります。
なかでも八丁味噌でつくる赤だしは風味がとても良いです。
「八丁味噌」を手軽に楽しむにはこんなものもあります。
ナカモ㈱の「つけてみそかけてみそ」
チューブタイプになっていて使いやすいです。
ちょっと食べてみたいという方にはおすすめです。